関東のドローンの規制

2015年12月10日に施行された航空法の改正により、不明瞭だったドローンの運用が以前と比べて明確になってきました。 とはいえ、まだまだ曖昧なことも多く、国土交通省の航空法とは別に、地方公共団体が定める条例や法律によって飛行が禁止されている場所や地域もあります。
飛行させるためには都道府県、市町村それぞれのルールの事前確認が必要です。

そこで今回は、関東圏のドローンの規制について、調べてみました。

航空局のポスター

※これらの情報は、2016年11月7日時点の情報をまとめたものであり、内容が変更になっている場合があります。
この情報に基づいて不利益が生じたとしても、一切の責任は負いませんのでご留意ください。
また、実際の飛行に関しましても、各自の責任において申請等を行ってください。
申請等に関するご質問やご相談は お問い合わせフォームより、お問い合わせください。

東京都

東京都は「都立公園条例」及び「都立海上公園条例」にて、それぞれ「都市公園の管理に支障がある行為」「海上公園の管理運営に支障を及ぼすおそれがある行為」をすることを禁じる規定があり、この概括的条項にドローンの飛行が含まれるとして、禁止しています。

東京都建設局 都立の公園・庭園一覧 公園でのドローン規制

また東京都建設局の河川法では、「社会的に問題となっている行為」として、ドローンについても法律で利用が制限されることがあるとして触れています。

東京都建設局 河川の管理と活用 河川でのドローン規制

場所によって、ルールが異なりますので、各建設事務所管理課に確認することを推奨します。

また東京都として規定はありますが、それぞれの地域によって、ホームページ等にて、ドローンの規制や使用を明確に提示しているところもあります。
下記に記載がない自治体は、禁止を前提とし、花火大会やお祭り等の特別なイベントの際に開催の情報掲示とともに、ドローンの使用禁止について明確に明記していることが多いです。 イベントでのドローン規制

世田谷区

ドローンやラジコン機などの無人航空機については、区内全域が航空法に基づく飛行規制の対象となっており、重量200グラム以上の無人航空機を屋外で飛行させようとする場合は、あらかじめ国土交通大臣の許可を得ることが必要となっています。
引用・転載元 世田谷区役所

練馬区

練馬区は、区立公園、緑地、児童遊園など656か所および運動場や野球場などのスポーツ施設15か所でのドローンやラジコンヘリコプターの使用を禁止し、看板や張り紙を掲示しました。  ドローンの操縦や飛行は、国内外でも事故が多発しており、公園などを利用する区民等に危険がおよぶ行為となるためです。
引用・転載元 練馬区役所

江戸川区

江戸川河川敷及び都立篠崎公園では、条例に基づき、利用者の安全確保のため、飛行を目的としたラジコン飛行機や無人飛行機等(ドローン)の持ち込み・使用は禁止といたします。
引用・転載元 江戸川区役所

足立区

ラジコン・リモコン式飛行機・ドローン等は禁止です。
引用・転載元 足立区役所

板橋区

無人航空機(ドローン、ラジコン機等)の飛行に関する基本的なルールを定めることを内容とする航空法の一部を改正する法律(平成27年法律第67号)が平成27年12月10日に施行され、航空法施行規則の一部が改正されました。これに伴い、公園をはじめとする区内でのドローン・ラジコン機等の使用が禁止されました。許可・承認を得ずに使用すると罰金が科せられる場合があります。使用を発見した場合は、警察への通報をお願いいたします。
引用・転載元 板橋区役所

墨田区

危険・迷惑行為(安全対策や防音対策などがない河川敷で実施した場合、他の利用者や付近住民に危険や迷惑を及ぼす行為) ラジコン飛行機(ヘリコプターを含む)は飛ばさない。
引用・転載元 墨田区役所

文京区

園内における無人機等(ドローンを含む)の操縦・飛行等は、管理上支障がありますので、禁止させていただきます。
引用・転載元 文京区役所

荒川区

ラジコン飛行機は飛ばさないこと(ヘリコプターを含む)
引用・転載元 荒川区役所

台東区

園内におけるリモコン飛行機・ドローン等の飛行は、墜落した場合他の公園利用者に危険が及ぶため、公園管理上禁止とさせていただきます。
引用・転載元 台東区役所

中央区

平成27年9月に航空法の一部が改正され、平成27年12月10日からドローンやラジコン機等の無人航空機の飛行ルールが新たに導入されることとなりました。
中央区は人口集中地区に該当するので、無人飛行機の飛行は原則禁止です。
引用・転載元 中央区役所

千代田区

千代田区は、区立公園等での小型無線飛行機(ラジコンヘリコプター、ドローン等)の使用規制を行うため、本日(6月10日)から規制対象となる公園等に周知用看板の掲示を始めました。
引用・転載元 千代田区役所

八王子市

八王子市内の公園・緑地などでは、他の利用者の安全のために、無人航空機(ラジコン飛行機/ヘリコプター・マルチコプター・ドローン等)の使用(上空通過を含む)は原則禁止です。
引用・転載元 八王子市役所

稲城市

稲城市では、「市立公園内の利用に関する基準」において、他の利用者への危険性の観点から市立公園内でのラジコンの使用を禁止しています。 小型無人機(ドローン等)についても、ラジコンと同等の取り扱いとなるため、市立公園内での使用は禁止となります。
引用・転載元 稲城市役所

埼玉県

さいたま市

「都市公園内で小型無人機(ドローン等)を利用することは、他の公園利用者に危害を及ぼす可能性があります。都市公園での利用が危険な行為と判断された場合は、航空法上による飛行許可の有無を問わず、さいたま市都市公園条例の規定に基づき利用の中止を要請します。
引用・転載元 さいたま市役所
氷川神社には多くの参拝者が集まり、祭礼等の行事が行われます。 その上空において無人航空機を飛行させることは、参拝者等に危害を及ぼす恐れが高い為、 ドローン等の無人航空機を当社境内の上空で飛行させることを禁止します。
引用・転載元 武蔵一宮 氷川神社
秋ヶ瀬公園

秋ヶ瀬公園のドローンの規制についてはホームページなどを見つけることができませんでしたが、貼り紙が貼られていることを確認しました。 秋ヶ瀬公園内ドローン禁止の張り紙

越谷市

越谷市役所のホームページなどでドローンの規制については確認できませんでしたが、越ヶ谷市内の公園にてドローン禁止の貼り紙が貼られているようです。

越谷市にあります宮内庁施設の隣にある越谷梅林公園にこんな張り紙がしてありました。 張り紙の文面には、『公園内での、無人機等の持込・操縦・飛行などは行わないで下さい』と書かれています。

引用・転載元 コシタツ.com

千葉県

千葉県は千葉市がドローン国家戦略特区として、実証実験を数多く行っていますが、規制については他県と同様と言えるでしょう。 千葉県は、現行の千葉県立都市公園条例の条項に該当するとして、ドローンの使用を禁止しています。

ドローンやラジコンヘリ等を公園内で飛ばさないでください。
  • 他の公園利用者の迷惑となり、ケガをさせる恐れがあります。
  • 公園施設を破損する恐れがあります。
なお、イベント等でドローンやラジコンヘリ等を使用する場合は、許可が必要です。
引用・転載元 千葉県庁

千葉市

千葉市内の都市公園ではCM撮影、映画撮影、イベント開催に伴いドローンを使用する場合の許可手続きについて以下の通り定めております。
使用をご検討される場合は各公園緑地事務所へお問い合わせください。
引用・転載元 千葉市役所

船橋市

都市公園及び広場等で小型無人飛行機(ドローン等)を飛ばす行為は、操縦不能等により第三者への危険並びに公園施設や近隣住宅への破損も考えられるため、原則禁止とします。
(船橋市都市公園条例第8条8号の規定:その他管理上支障のある行為)

ただし、公園内で映画等を撮影する場合や、競技会等のイベントで団体使用する場合に、事前に申請を行い小型無人飛行機(ドローン等)の使用を許可することもあります。詳細については公園緑地課までお問い合わせください。

(都市公園法条例第6条:行為の制限)
引用・転載元 船橋市役所

松戸市

ドローンやラジコンヘリ等を公園内で飛ばさないでください。
  • 他の公園利用者の迷惑となり、落下した場合大変危険です。
  • 公園施設を破損させる恐れがあります。
引用・転載元 松戸市役所

茨城県

古河市

航空法の一部を改正する法律(平成27年法律第67号)により無人航空機の飛行に関する基本的なルールが定められました。それに伴い平成27年5月に公表した「公園におけるドローンの取り扱い」を見直し、以下の通り対応します。
  1. 市が管理する公園に関する条例・例規において、禁止行為として「管理上支障がある(不適当)と認められる」行為が規定されている公園(都市公園、農村公園等)は、この規定に基づき原則禁止とする。
    ただし、業とする者等による写真や映画を撮影することなどを目的とした使用の場合や市主体の行為等は、飛行の方法等が改正航空法の規定で定める基本的なルールに反していないことを確認したうえで使用を許可する。
  2. 市が管理する施設の設置および管理に関する条例・規則において、禁止行為の規定がされていない公園での使用許可については、「1」に準じて対応する。
    1. 引用・転載元 古河市役所

ひたちなか市

公園内持込み禁止品
ラジコン 無線によって遠隔操作できる模型 ※自動車・ヘリコプター・ドローンなど
引用・転載元 ひたちなか市役所

水戸市

エアーガンやモデルガン,エンジン付ラジコン(ドローンを含む),スケートボード,大きな音量を発生させる楽器や拡声装置,その他危険物品の使用,無断で植物を植えたり物を置くなど,他の公園利用者や周囲に危険や迷惑をかける行為は,水戸市都市公園条例第8条8号の「都市公園の管理上支障を及ぼすおそれのある行為をすること。」に該当するものとして禁止しております。
引用・転載元 水戸市市役所

栃木県

宇都宮市

原則、公園内でラジコン飛行機(ドローンを含む)を使用することは、施設の損傷や人的被害の可能性があるためできません。
引用・転載元 宇都宮市役所

小山市

公園内では、他の公園利用者に迷惑や危害を及ぼす行為は禁止されています。
公園内でのドローン(小型無人飛行機)等の使用は、他の利用者に危害を及ぼす可能性があるため使用できません。
引用・転載元 小山市役所

栃木市

市内の公園では、無線操縦のラジコン機やドローンの飛行は、他の利用者に危害を及ぼす可能性があるため、禁止します。
引用・転載元 栃木市役所

佐野市

他の利用者や近隣に迷惑や危険が生じる行為や、公園の管理上支障があると認められる行為はやめましょう。
(例:ラジコン飛行機・ドローンの使用)
引用・転載元 佐野市役所

群馬県

前橋市

前橋市は、市共催の自転車レースにて、民間業者のドローンが落下炎上した事故を受け、独自方針を打ち出しています。
具体的な規制内容が確認できなかったため、詳細については担当課へ問い合わせる必要があります。

第5回まえばし赤城山ヒルクライム大会(H27.9.27 開催)において発生したドローンの落下事故を受け、本市ではイベント等ではドローンは使用しないこととし、改正航空 法が施行され、関係する政省令等が国から示された段階で、市としてのドローンの活用にあたってのガイドラインについて検討することを10月5日の記者会見でお知らせしました。 このたび、本市としてのドローン等の対応方針と本市が使用する場合のガイドラインを別添のとおり策定しましたので、お知らせします。
引用・転載元 前橋市役所

館林市

公園内でドローンやヘリコプターなどを使用することは、現在禁止していません。しかし、使用にあたっては、人が多い場所では使用しないなどの安全性、撮影を行う場合にはプライバシーなど、また、木に引っ掛かる、池や沼に落ちるなどの対処についても一切の責任を持って使用してください。
引用・転載元 館林市役所

神奈川県

川崎市

公園利用者の安心・安全を確保するため、公園内における無人飛行機(ラジコン飛行機、ドローン等)のご使用はお控えください。
引用・転載元 川崎市役所

相模原市

他の利用者の迷惑となる行為は、やめましょう。
•ラジコン飛行機やドローン等の使用
引用・転載元 相模原市役所

最後に

関東圏を中心に人口密度の多い地域を対象に調べてみました。
現行法に基づいてドローンの使用を禁止している自治体もあれば、ラジコンといった表記だけでなく、新しい技術の一つであるドローンという言葉自体を明確に定義しているところもあり、その規制の表現や対応にばらつきがみられました。
ドローンの活用に期待しつつ、安全を最大限に確保するため、それぞれの自治体は適切に折り合いをつけていくことが求められる中、ドローンに関する規制はこれからも刻々と変化していきそうです。