近赤外線カメラによる撮影および、自社開発のNDVIセンシングアプリケーションのテストを行うために南魚沼の水田の上を飛行しました。
飛行概要
- 飛行日 / 2017年9月14日
- 飛行機体 / Phantom4 Pro+
- 飛行目的 / 近赤外線カメラによる撮影テスト、自社開発のNDVIセンシングアプリケーションのテスト
- 許可申請 / 不要
NDVIについて
NDVI:Normalized Difference Vegetation Index
植生の分布状況や活性度を示す指標、植生指数と訳されます。植物は光合成のために、光を吸収するが、近赤外線波長の領域は、吸収せずに反射します。この現象を利用して数値化されたものが、NDVIです。
以下の画像を例にあげますと、
赤色の部分は植物がない・植物に異常がある状態
緑色の部分は植物がある・植物が健康な状態
という情報を得ることができます。
農業での活用が主であり、作物の収穫時期の判断・異常発見などに役立てることが出来ます。
テストの様子
※飛行及び撮影映像の公開については、施設管理者様方の許可を得ています。
関係法令には十分配慮し、総務省の指導している以下の点を遵守しております。
- 「人の顔や車のナンバープレート等プライバシー侵害の可能性がある撮影映像等に対しては、ぼかしを入れるなどの配慮をすること」
- 「動画に映り込む被撮影者に同意を取ることが難しい場合には、削除依頼に対応する整備をすること」
あらかじめチェックしたうえで公開しておりますが、もし権利者の方からお申し出があった場合には削除対応できるようにしております。万が一、公開している映像に問題がございましたらお問い合わせや削除依頼をお願い致します。
まとめ
ドローンの農業分野でのビジネス活用の一つとしてNDVI解析についての研究・開発を独自に行なっています。既製品とは違い、「かゆい所に手が届く」ワンオフのシステムを提供することを目標としています。
その一貫して、実際に自分たちの手でNDVI解析を行うべく今回のセンシングテストを実施しました。
ドローンに積載するセンサーが違えば、違う分野での応用ももちろん可能です。ドローンbizではドローンの活用方法のご相談以外にも、ドローン活用にあたってのシステム開発の受託も致します。
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