Phantom4 レビュー

2016年6月10日 更新

先日購入したPhantom4の飛行テストを実施しました。
Phantom4に搭載された新機能についてはまだ確認・検証しきれていませんが、基本操縦の確認などを行いました。
Phantom4 飛行の様子
Phantom4 飛行の様子

驚きの飛行性能・操作性

弊社ではPhantom2 VISION+を所有・使用していましたが、Phantom4の性能に驚かされました。
Phantomシリーズとして、Phantom2 VISION+と類似した外見でありながらも、離着陸時のブレの少なさ、ホバリングの安定感、操作のしやすさが素晴らしいです。
プロポの操作に対して機体が過敏に動くということがないため、操作ミスなどにより急に上下左右へ動いてしまい事故を起こすというリスクが低くなりました。


空撮のクオリティの高さ

実際にPhantom4で撮影した映像は以下の通りです。

この動画の撮影日に初めてPhantom4を飛行させましたが、ここまでのクオリティの動画をカンタンに撮影することができました。
ホバリングが安定しているため、カメラもブレることがなく、空中でピッタリ止まっているかのような映像がカンタンに撮影できます。
初心者にも扱いやすく、かつプロ並みの空撮ができる、素晴らしいクオリティの高さです。


屋内飛行の安定感

屋内ではGPSを受信しづらく、GPSを使用した安定飛行が難しいものです。
しかしPhantom4ではビジョンポジショニングシステムを搭載することで、屋内であっても非常に安定した飛行をすることができます。

ビジョンポジショニングシステムとは、超音波と映像データを元に現在地を認識するセンサーです。
GPSを受信しづらい屋内では非常に効果的なセンサーではありますが、以下の環境での飛行には注意して機体操作を行う必要があります。

  • モノクロ(黒一色、白一色、赤一色、緑一色など)の地表面上を飛行する場合。
  • 反射率が高い地表面上を飛行する場合。
  • 高速(高度 2 メートルを 10 m/s 以上、または高度 1 メートルを 5 m/s 以上)で飛行する場合。
  • 水面または透明な地表面上を飛行する場合。
  • 動く面または物体上を飛行する場合。
  • 照明が頻繁に、または急激に変わる領域を飛行する場合。
  • 非常に暗い(10 ルクス未満)または非常に明るい(100,000 ルクス超)地表面上を飛行する場合。
  • 音波を吸収する(厚いカーペットなど)地表面上を飛行する場合。
  • はっきりした模様や構造のない地表面上を飛行する場合。
  • 同じ模様や構造が繰り返し現れる(同じデザインのタイルなど)地表面上を飛行する場合。

障害物回避センサーについて

障害物を感知し、自動回避

通常のフライトモードでは、脚部上の2つの光学センサーが接近する障害物を感知し、障害物に接近し過ぎると自動でストップしてホバリングします。TapFly(タップフライ)、 ActiveTrack(アクティブトラック)、スマートReturn-to-Homeのモードの場合は、障害物を自ら避けて飛行するか衝突を避けて静かに停止します。また、異常があれば音と表示で警告してくれるので、周辺の状況を常に把握できます。

Phantom4
引用・転載元 DJI / PHANTOM4

衝突事故の可能性を低減することができる障害物回避センサーは、操縦者にとって非常に心強い味方です。 同社製(DJI)のMatrice100は、前・後・左・右・下方向に衝突回避システム(Guidance)を搭載した機体ですが、総額が70万円を超える高価な機種です。 Phantom4の場合、障害物回避センサーが前方向にのみ搭載されていますが、前方向のみの搭載であっても大変心強いものです。

センサーに関する注意事項

障害物回避センサーは非常に便利な機能ですが、注意事項がいくつかあります。
以下のような条件では、障害物回避センサーが無効となります。

気になること

Phantom4専用のプロペラガードが4/21に発売されましたが、プロペラガードを装着した場合は障害物回避センサーが無効となります。

国土交通省への許可申請を行う際には、申請書の「無人航空機の追加基準への適合性」の項目に安全する対策について明記する必要があります。
無人航空機の飛行に関する許可・承認の審査要領

プロペラガードを優先するか、障害物回避センサーを優先するかは、飛行する際の環境に応じて判断する必要があります。

まとめ

歪みが感じられない美しい映像、障害物回避センサーの搭載、DJI GOを利用することによるキャリブレーションの簡易さなど、素晴らしい点が多々有ります。これだけの機能を有していながら、20万円以下という価格は非常にコストパフォーマンスが高く、現在販売されているドローンの中でも、特におすすめの機種です。ビジネス利用も十分に可能です。

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